[速報]Microsoft Edge for Linux正式版がリリース。Ignite 2021
マイクロソフトはLinuxに対応したWebブラウザ「Microsoft Edge for Linux」の正式版リリースを、オンラインイベント「Microsoft Ignite 2021」で発表しました。
We made it! #MSIgnite kicks off today
— Microsoft Edge Dev (@MSEdgeDev) November 2, 2021
We're excited to share new milestones and updates for Microsoft Edge, including:
Microsoft Edge on Linux
IE mode Cloud Site List Management
New features for Microsoft Search
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これでMicrosoft Edgeが対応するプラットフォームはWindowsをはじめとしてMac、iOS、AndroidそしてLinuxとなりました。
Microsoft EdgeはMicrosoft 365のマルチプラットフォーム基盤に
なぜマイクロソフトはMicrosoft EdgeをWindows以外へも対応させるのでしょうか。
その理由は、マイクロソフトはMicrosoft Edgeを単純なWebブラウザソフトウェアとしてではなく、サブスクリプションモデルでWindowsやOffice、OneDriveなどを含むビジネス向けソフトウェアスイートを提供する「Microsoft 365」の一員として位置付けているためです。
Microsoft 365で提供されるOfficeを中心とするビジネスアプリケーションの多くが、WebアプリケーションとしてWebブラウザからも利用可能です。
またMicrosoft 365でデータ漏洩を防ぐ機能を提供するEndpoint Data Loss Preventionにおいても、Microsoft Edgeが管理者による集中管理の対象となります。
つまりMicrosoft EdgeはMicrosoft 365のプラットフォームとしても機能し、Windows以外のプラットフォーム、すなわちMac、iOS、Android、LinuxにもMicrosoft 365のサービスを届ける役割を担っているのです。
今回、Microsoft EdgeがLinux対応を正式に果たしたことで、Microsoft 365はWindows、Mac、iOS、Android、Linuxと、企業で使われている主要なプラットフォームをカバーしたとも言えるでしょう。
Microsoft Ignite 2021
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