「JupyterLab」のデスクトップアプリ「JupyterLab App」がリリース。Pythonなどに対応した統合開発環境
Pythonなどに対応した統合開発環境としてWebブラウザから利用する「JupyterLab」のデスクトップアプリケーション版となる「JupyterLab App」がリリースされました。
Electronベースのマルチプラットフォーム対応となっており、Mac、Linux、Windowsに対応します。
基になったWebアプリケーションのJupyterLabは、PythonやScala、Rなどのコードを打ち込んですぐに実行できるインタラクティブなデータ解析環境であった「Jupyter Notebook」をベースとし、そこにターミナル画面の機能、ファイルブラウザ、テキストエディタなどの機能を統合。
さらにブレークポイントの設定や変数の確認などの機能を備えたビジュアルデバッガーも搭載されるようになり、統合開発環境へと進化しました。
JupyterLab Appは、このJupyterLabのバックエンドとPythonおよびライブラリなどを備え、Electronの組み込みブラウザでフロントエンドを実行したものと説明されています。
あわせて読みたい
Google Cloud、ミッションクリティカル向けのNFSファイルサーバ「Filestore Enterprise」発表。SLA 99.99%
≪前の記事
Azure上でNutanixのハイパコンバージドが利用可能になる「Nutanix Cluster on Azure」発表