マイクロソフト、負荷テストのマネージドサービス「Azure Load Testing」発表。JMeterのスクリプトを実行可能
マイクロソフトはMicrosoft Azureのクラウドサービスとして負荷テストを実行する「Azure Load Testing」のプレビュー版を発表しました。
Fix performance bottlenecks at scale. See how Azure Load Testing, now in preview, can make validating app quality and performance significantly less time-consuming and complex: https://t.co/1zD3pWitbs #Azure pic.twitter.com/BJZ7EJhYLK
— Microsoft Azure (@Azure) November 30, 2021
Azure Load Testingはサーバにアクセスするさまざまなクライアントの動きを大規模にシミュレーションしてくれます。テスト対象はMicrosoft Azure上で実行されている必要はなく、インターネット経由で接続できるのであればどんなサーバに対しても負荷テストが可能。
負荷テストのシナリオは、オープンソースの負荷テスト用ソフトウェアとして知られているApache JMeterのスクリプトをそのまま実行可能。既存のテストスクリプトなどを活用できるとされています。
Azure Load Testingはマネージドサービスとして提供されるため、ユーザー自身でソフトウェアや環境を用意する必要はありません。
現時点で最大で同時に2万5000の仮想ユーザーを実行しますが、今後のフィードバックによって最大数は変更される可能性があるとのこと。最大実行時間は3時間まで。
プレビュー版は米国東、米国東2、オーストラリア東、北ヨーロッパ、米国中南部で提供予定です。
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