マイクロソフト、オープンソースプロジェクトにAzureの無償クレジットを提供開始
マイクロソフトはオープンソースのプロジェクトにMicrosoft Azureの無償クレジットを提供する「Azure credits for open source projects」の開始を発表しました。
Announcement: Get Azure credits for your open source projects! Learn more on the blog: https://t.co/9k0WbaI3hi #OpenSource
— Open at Microsoft (@OpenAtMicrosoft) September 30, 2021
マイクロソフトはこの無償クレジットの提供理由を「We are giving back to the open source ecosystem we participate in and depend on.」(私たちが参加し、依存しているオープンソースのエコシステムへの還元です)と説明。
無償クレジットにより、オープンソースの開発者はMicrosoft Azure上で開発やテストを行えるようになります。
無償クレジット提供の条件は、オープンソースを促進することを目的とする独立組織であるOpen Source Initiativeが認めたライセンスに合致していることと、行動規範(Code of Conduct)が定められていること。
期限は1年で、1年ごとに再申し込みを行うこととなっており、申し込みは「Azure credits for open source projects」の申し込みフォームから行います。
ちなみに、同様のオープンソース支援はAWSが2019年に「AWS Credits for Open Source Projects」として開始しています。
こちらも申し込みによって無償でAWSが利用できるクレジットを1年ごとに取得できます。
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