[速報]AWS、データベース性能問題を数分で検出、分析、解決までしてくれる「Amazon DevOps Guru for RDS」発表。AWS re:Invent 2021
Amazon Web Servicesは、データベースの性能に関する課題を自動的に検出し、原因を分析し、解決してくれる新サービス「Amazon DevOps Guru for RDS」を、開催中のイベント「AWS re:Invent 2021」で発表しました。
Amazon DevOps Guruは、昨年のAWS re:Invent 2020で発表されたサービスで、設定ミスなどを機械学習によって検出してくれるものでした。
参考:[速報]「Amazon DevOps Guru」発表。DevOps関連の設定ミスやコードの問題などを機械学習が指摘してくれる。AWS re:Invent 2020
今回発表されたAmazon DevOps Guru for RDSは、このAmazon DevOps Guruの機能が拡張され、マネージドデータベースとして提供されているAmazon Auroraの性能上の問題についても機械学習をによって自動的に検出、原因を分析し、解決法を提示、もしくは可能な限り自動的に解決してくれるようになります。
これらの処理は数分で行われるとのこと。
具体的にどのような働きをするのか、説明を「New – Amazon DevOps Guru for RDS to Detect, Diagnose, and Resolve Amazon Aurora-Related Issues using ML」から引用します。
DevOps Guru for RDS uses ML to automatically identify and analyze a wide range of performance-related database issues, such as over-utilization of host resources, database bottlenecks, or misbehavior of SQL queries. It also recommends solutions to remediate the issues it finds. To use this capability, you don’t need to be a database or ML expert.
DevOps Guru for RDSは機械学習を用いてデータベースの性能に関わるさまざまな問題、例えばホストリソースの使いすぎ、データベースのボトルネック、SQLクエリの誤動作などを自動的に特定し、分析します。そして発見された問題を修正するために推奨されるソリューションを提案します。データベースや機械学習の専門家でなくとも、この機能を利用できます。
AWSのバイスプレジデントであるSwami Sivasubramanian氏は、このAmazon DevOps Guru for RDSが顧客にとってデータベースのマネージドサービスを利用する大きな理由になるはずだとコメントしました。
AWS re:Invent 2021
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