Amazon.comのCEOにAWSトップのAndy Jassy氏が就任へ/Jassy氏がクラウドを無償提供した時の知られざる条件とは?/クラウド業界の出来事とその裏話、サーバーワークス大石氏が解説[PR]
2011年3月に東日本大震災が発生し、多くのITシステムが被災しました。その被災したITシステムの復旧に役立ったのが、当時まだ目新しかったクラウドです。
サーバーワークスの大石良氏は、当時の裏話を次のように振り返っています。
東日本大震災の直後、被災した日本赤十字社のシステム復旧に利用するため、AWSの日本法人はAWSの利用料金を免除してもらおうと米国本社と交渉したそうです。するとAWS CEOのAndy Jassy氏は「利用料については支援する」としたうえで「ただし、このことをマーケティングに使わないで欲しい」という条件をつけたそうです。
これはJassy氏がAWSを広めるのはあくまでサービスの質によって行うという考えを持っており、災害を機会にした知名度の向上は本意でなかったから、とのこと。
そのAndy Jassy氏が先月、Amazon.comのCEOへと昇進することが発表されました。大石氏はこんなビジネス上の倫理観を持つJassy CEOの下で、Amazon.comはこの先もさらに発展するだろうと話しています。
クラウド業界では日々、新サービスの発表、新技術の登場など、多くの情報があふれています。そのなかから、クラウド専業のシステムインテグレーターであるサーバーワークスの大石良氏が毎月チェックしておきべき情報をまとめて解説しているのが、YouTube動画「Cloud update for Business」です。
3月24日付けでYouTubeに公開された「【Cloud update for Business】2021年2月 クラウド業界アップデート」では、次のようなトピックについて解説されています。
- Amazon.comのCEOに、AWSのトップであるアンディ・ジャシー氏が就任
- AWS東京リージョンの一部AZで障害が発生
- Amazon CloudFront を3割引きで利用可能となる Security Savings Bundle がリリース
- グーグルクラウドは年間5900億円の赤字
- Epic Games、超リアルなデジタルヒューマン作成ツール「MetaHuman Creator」をクラウドで提供
- 中国、話題のClubhouseを規制
- リモートアクセス環境を迅速に整備できる「AWS Client VPN」のホワイトペーパーを大幅アップデート
- サーバーワークス、2021年版「働きがいのある会社」ランキングに4年連続で選出
毎月のクラウド業界動向を15分でキャッチアップできる「Cloud update for Business」、ぜひ動画をご覧いただき、気に入ったら「いいね」や「チャンネル登録」をお願いします。
(本記事はサーバーワークス提供のタイアップ記事です)
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