AIとペアプロする「GitHub Copilot」がneovimとIntelliJ IDEAでも利用可能に、テクニカルプレビューとして
GitHubは10月27日と28日の2日間(太平洋時間)、オンラインイベント「GitHub Universe 2021」を開催」し、現在テクニカルプレビュー中のGitHub CopilotがnervimとIntelliJ IDEAでも利用可能になったことを発表しました。
GitHub Copilot Technical Preview is available now for developers on the @jetbrains IntelliJ platform of editors including @intellijidea and @pycharm https://t.co/1FZjsv4NoJ pic.twitter.com/z4AV9TYYuv
— GitHub (@github) October 27, 2021
GitHub CopilotはAI言語モデルのGPT-3を用いたOpenAIの技術により、まるでペアプログラミングの相手の様にAIがコードを自動生成してくれる、というサービスです。
具体的には、コメントに書かれた英語の説明からコードを生成してくれる機能や、Excelのオートフィルのように、似たようなコードが続く場合には最初の何パターンかを書くと残りをAIが補完してくれる機能、すでに実装されたコードを基にテスト用フレームワークに沿ったテストコードを生成してくれる機能などを備えています。
下記のツイート内の動画はその様子の一部を示しています。
Meet GitHub Copilot - your AI pair programmer. https://t.co/eWPueAXTFt pic.twitter.com/NPua5K2vFS
— GitHub (@github) June 29, 2021
今年7月にGitHub Copilotが発表されたときには、利用可能なコードエディタはVisual Studio Codeのみでしたが、今回新たにnervimとIntelliJ IDEAでも利用可能になりました。
neovimは、Vim再実装することでモダンな機能を搭載しつつスリム化したソフトウェアで、Windows、mac、Linux、BSDなどに対応。Vimの操作やVimscript v1との完全互換をうたっています。
IntelliJ IDEAはKotlin言語の開発元でもあるJetBrainsによる統合開発環境です。
それぞれのコードエディタにGitHub Copilotをインストールする方法は、GitHub上の「copilot-docs/docs at main · github/copilot-docs」のページで説明されています。
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2022年6月に正式サービスとなりました。
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