国内パブリッククラウドサービス市場、2020年から5年で2.3倍の2兆9134億円に。IDC Japan
調査会社のIDC japanは国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表しました。
同社は2021年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は1兆5087億円になると予測。2020年~2025年の年間平均成長率は18.4%で推移し、2025年の市場規模は2020年比2.3倍の2兆9,134億円になると予測しています。
同社は、企業がDX/データ駆動型ビジネスを進めるためにクラウドネイティブアーキテクチャーが急速に浸透し始めていると指摘。一方で、クラウドネイティブは複数の技術/製品を組み合わせて実現するものの、そのベストプラクティスは整備されておらず、オープンソースソフトウェアの活用も進む中で、ベンダーのエコシステムの再編が始まっているとしています。
そうしたなかで、IDC Japan ITサービスのリサーチディレクターである松本聡氏は「ベンダーは、クラウドネイティブ時代におけるエコシステムにおける自らのポジションを明確化し、戦略的な投資によって短期間で特徴/強みを提示できる製品/サービスを開発することが重要である」とコメントしています。
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