Windows 10のファイルエクスプローラがWSL機能を統合。Linuxを示すペンギンアイコンが登場

2020年4月15日

マイクロソフトはWindows 10の先行利用者向けバージョンとして配布されているInsider Preview 19603で、ファイルエクスプローラにWindows Subsystem for Linux(WSL)との統合機能を組み込んだことを明らかにしました

具体的には、WSLがインストールされた状態でファイルエクスプローラを開くと、WSLを示すアイコンとしてLinuxのマスコットであるタックス(Tux)アイコンが表示され、WSLのLinux環境下にあるファイルをファイルエクスプローラから簡単にアクセスできるようになっています。

fig

このLinuxアイコンをクリックすると、WSLにインストールされたLinuxディストリビューションの一覧が表示され、それぞれのファイルシステムへとアクセスできます。

fig

Windows環境からWSL環境下のLinuxファイルシステムへのアクセスは、昨年にはすでに実現していました。今回、ファイルエクスプローラにまでWSL統合を行ったことで、Windows 10はLinux環境のプラットフォームとしてより便利なOSになるのではないでしょうか。

関連記事

あわせて読みたい

Linux OS Windows Windows Subsystem for Linux




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本