VMwareが「vSphere 6.7のジェネラルサポート期間」を11カ月延長すると発表、新型コロナウイルスの影響を考慮して

2020年6月9日

VMwareは、新型コロナウイルスの影響を考慮した結果、vSphere 6.7に関するジェネラルサポート終了予定日を、当初の2021年11月15日から2022年10月15日へと11カ月先延ばしにすると発表しました

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下記は「Announcing Extension of vSphere 6.7 General Support Period」からの引用です。

To help customers with that transition, we are extending the general support period for vSphere 6.7. Originally, vSphere 6.7 was scheduled to reach EoGS (End of General Support) on November 15, 2021. We are extending this date by 11 months, to October 15, 2022.

VMwareにおける「ジェネラルサポート期間」は、一般的なソフトウェアのサポート期間に相当します。ジェネラルサポート期間にはメンテナンスアップデート、セキュリティパッチ、不具合修正、新しいハードウェアのサポートなどのあまざまなアップデートが提供され、電話やオンラインを通じたサポートも提供されます。

このジェネラルサポート期間が終了すると、次に「テクニカルガイダンス期間」となります。ここではソフトウェアに対するアップデートは行われませんが、既存のパッチやバグフィックスは引き続き利用可能。電話サポートはなく、オンラインでの情報提供のみとなります。

テクニカルガイダンス期間も終了すると、サポート期間の終了、製品提供の終了へと続きます。

日本だけでなく海外でも新型コロナウイルスの影響によりテレワークなどが広がっており、それに伴って新規ハードウェアやクラウドなどへのシステム移行も数カ月単位で後ろ倒しになる企業も出てくることでしょう。VMwareのジェネラスサポート期間延長は、そうした事情を考慮したものだといえます。

VMwareに限らず、こうしたサポート期間の延長措置は広がっていくかもしれません。

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