Swift言語がWindowsのサポートを開始。コンパイラやライブラリなどWindows対応に
Swift言語の開発チームは、WindowsでもSwift言語を用いた開発を可能にする一連のツール群、いわゆる「ツールチェーン」を、最新バージョンのSwift 5.3でリリースしました。
これによりSwift言語によるWindowsアプリケーションの開発も可能になります。
Introducing Swift on Windows.
— Swift Language (@SwiftLang) September 22, 2020
New toolchain image is available for Windows, downloadable from https://t.co/5NNXraGyus. To learn more: https://t.co/D4w6d6ME1h
Windows版のツールチェーンに含まれるのはコンパイラとコアライブラリ、標準ライブラリなど。実際のコンパイル作業やライブラリのリンク、実行用バイナリの生成にはVisual Studio 2019のインストールも必要となります。
GitHubにはWindows版のデモアプリとして電卓「demo calculator」が公開されました。
これでSwiftはMac版(Xcode)、Linux版(Ubuntu、CentOS、Amazon Linux)、Windows版のツールチェーンが用意されることになります。また、開発されるアプリケーションはiOS、macOS、watchOS、tvOSなどのアップルプラットフォーム群とLinux、Windowsになりました。
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