「Nutanix Clusters on AWS」正式リリース。AWS上でオンプレミスと同じハイパーコンバージドインフラを構成可能に
Nutanixは、AWSのベアメタルサーバ上で同社のハイパーコンバージドインフラを構成できる新サービス「Nutanix Clusters on AWS」が正式版としてリリースされたことを発表しました。
Nutanix Clusters on AWSは昨年の5月に行われた同社のイベント「Nutanix .NEXT 2019」において「Xi Clusters」という名称で発表されていました。
参考:「Nutanix on AWS」、AWS上にNutanixシステムを構築できる新サービス「Xi Clusters」発表。ハイブリッドクラウドの構築が容易に
同社がアプライアンスサーバとして提供しているNutanixの基盤ソフトウェアを、AWSのベアメタルサーバ上で稼働させることで実現しているため、オンプレミスで稼働しているハイパーコンバージドインフラのNutanixとクラウドとの高いレベルでの相互運用性を実現。
例えば、オンプレミスのNutanixから簡単にワークロードやデータをクラウド上のNutanixへ移動することができます。また運用管理は、オンプレミス上とクラウド上のNunitaxを1つのNutanix管理画面から統合的に行えます。
また、クラウド上のNutanixはAWSのネットワーク機能と統合でき、AWSのサービスの利用も容易。利用時のみクラウド上のサーバを起動することや、負荷に合わせてサーバの台数を拡張するといったことも可能です。
これにより、すでにオンプレミスでNutanixを採用しているユーザーにとって、有力なハイブリッドクラウドのためのソリューションとなります。
追記:Nutanix Cluster on Azureも登場
2022年10月、Nutanix Cluster on Azureも正式リリースとなりました。
「Nutanix Clusters on Azure」正式リリース。これでAWSとAzureとオンプレミスのマルチクラウド/ハイブリッドクラウド対応に