モバイルアプリ用プラットフォーム「MongoDB Realm」正式リリース。モバイルDB、リアルタイム同期、サーバレス、クラウドDBなどを統合
MongoDBは、モバイルアプリケーションの開発と運用を行う統合プラットフォーム「MongoDB Realm」の正式リリースを発表しました。
発表は同社がオンラインで開催したイベント「MongoDB.Live 2020」で行われました。
MongoDB Realmは、2019年に買収したモバイルデータベース「Realm」とMongoDBの製品やサービスを統合し、モバイルアプリケーション向けの統合プラットフォームにしたものです。
MongoDB Realmには、iOSやAndroidに対応するモバイルデータベース「MongoDB Realm」と、バックエンドデータベースとなるクラウド上のデータベースサービス「MongoDB Atlas」、データベース間をリアルタイムに同期しオフラインにも対応する「Realm Sync」、Function-as-a-Serviceに対応するサーバレスコンピューティング基盤としてロジックの実行などに対応する「MongoDB Stitch」などが含まれています。
これにより、あるモバイルデバイスから入力されたデータはリアルタイムでクラウドデータベースのMongoDB Atlasへ同期されるとともに、別のモバイルデバイス上のデータベースにも自動的に同期されます。
さらにMongoDB Atlasにデータが追加されたことをトリガーにして、Mongo Stitchに登録された関数を実行して何らかの処理を行う、といったことも可能です。
MongoDB.Live 2020
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