マイクロソフト、Linux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」正式版リリース
マイクロソフトはLinux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」の正式版リリースを発表しました。
Today we're also excited to announce general availability of Microsoft Defender ATP for #Linux! Customers now get a truly unified security experience for the full spectrum of mobile, desktop, and server platforms. https://t.co/JUeXVgrIO0 #mdatp #linuxsecurity pic.twitter.com/3BwihNeSyM
— Microsoft Defender ATP (@MSDefenderATP) June 23, 2020
Microsoft Defender ATPは、企業向けのマルウェア対策のためのソフトウェア。脅威の回避、検出、調査、対策に役立つ機能を揃えています。すでにWindows、Windows Server、macOSに対応しており、今回Linux版が正式版となりました。
対応するLinuxディストリビューションは以下となります。
- RHEL 7.2+
- CentOS Linux 7.2+
- Ubuntu 16 LTS, or higher LTS
- SLES 12+
- Debian 9+
- Oracle Linux 7.2
Linux版ではエージェントのインストールやスキャンの実行などをはじめとするすべての操作がコマンドラインから行え、導入もPuppetやAnsibleといった構成自動化ツールによって実行可能。マイクロソフトは今後もLinux版の機能拡張を進めていくとしています。
Microsoft Defender ATP for Linuxの導入には「Microsoft Defender ATP for Server」ライセンスが必要となります。
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