Google VMware Engineが東京リージョンで正式サービス開始
Googleは、Google Cloud上でVMware環境を提供する「Google VMware Engine」を東京リージョンで正式サービスとして開始したことを明らかにしました。
Google Cloud VMware Engine is now available globally. Easily migrate your VMware platform to Google Cloud in your local region with the recent expansion into London, Frankfurt, and Tokyo. Read more ↓ https://t.co/875Ey3srf3
— Google Cloud Platform (@GCPcloud) September 10, 2020
Google Cloud VMware Engineは、vSphere、vCenter、vSAN、NSX-T、HCXなどにより構成されるVMware Cloud FoundationのスタックをGoogle Cloudのベアメタルサーバ上に構築、Google Cloudの純正サービスとして提供するというものです。
これによりオンプレミスのVMware環境を容易にGoogle Cloudへ移行することができると同時に、Google Cloudのコンソール上で既存のGoogle CloudとGoogle Cloud VMware Engine上にあるVMware環境を統合的に管理できるようになります。
Google VMware Engineは、今年5月に発表され、7月に米国内のリージョンで正式サービスを開始。今年後半にはグローバル展開が予定されていました。
今回は東京リージョンだけでなく、欧州西3(フランクフルト)、欧州西2(ロンドン)も同時にサービスが開始されており、今後シドニーやシンガポール、サンパウロなどでの開始も予定されています。
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