GitHubがコマンドラインツール「GitHub CLI」公開。コマンドラインからIssueやプルリクなど実行可能に。Windows、Mac、Linux対応
GitHubが新しいコマンドラインツール「GitHub CLI」をベータ版として公開しました。
Filter issues, create pull requests, checkout pull requests locally, and more—all from your command line. GitHub CLI is now in beta.https://t.co/KqoUaepoPu
— GitHub (@github) February 12, 2020
GitHub CLIをインストールすると、「gh」コマンドが利用可能になり、コマンドラインからIssueの参照や作成、プルリクエストの発行などを実行可能です。Windows、Mac、Linuxに対応します。
下記はプルリクエストを発行するコマンドの例。
公開されているマニュアルを見る限り、現時点でGitHub CLIでできるのはIssueとプルリクエストに関することだけのようで、コードのコミットやブランチのマージなどのコマンドは見当たりません。
現在、GitHubやGit関連のコマンドラインツールとしてはGitコマンドやGit for Windows、GitHub自身が公開している「hub」コマンドなどがあります。
今回公開されたGitHub CLIが機能を拡張していくことでGitHubを用いたワークフローのための機能をほぼすべてカバーしていき、これら既存のツールを不要にしていくことを目指しているのか、もしくは現在のIssueとプルリクの機能だけにフォーカスすることで既存ツールと共存していくことを指向しているのかは、現時点ではまだ明確にされてはいないようです。
追記:正式版が登場
2020年9月18日、正式版が登場しました。
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