FileMaker CloudがAWS東京リージョンからサービス提供開始。JavaScriptに対応したFileMaker 19も発売
クラリス・ジャパン株式会社は、データベースソフトウェアのFileMakerをクラウドサービスとして提供する「FileMaker Cloud」を、AWSの東京リージョンから提供開始したことを発表しました。
またFileMakerの最新版となるFileMaker 19の発売も発表しました。
FileMaker Cloudは、2019年10月に北米リージョンでサービスの提供を開始しています。今回のAWS東京リージョンでの提供開始により、顧客情報などセンシティブなデータを国内で保存できるようになります。
同時に発売されるFileMakerの新バージョンとなるFileMaker 19では、JavaScriptをサポート。FileMakerのWebビューア上にJavaScriptを用いてユーザーインターフェイスを柔軟に構築可能です。JavaScriptからは、FIleMaker Data APIを通じてJSON形式でデータを取得可能。
またFileMaker 19ではAppleの機械学習フレームワークCore MLの学習済みモデルをアプリケーションに統合でき、FileMaker 19のアプリケーションに画像認識などの機能を組み込めるほか、SiriショートカットのサポートによりSiriを用いた音声での操作なども可能になります。
クラリス・ジャパンはこの発表と同時に、クラウドサービス連携サービスのClaris Connectにおいて、弁護士ドットコムの「クラウドサイン」と、Chatworkの 「Chatwork」に対応したコネクタを発表。
前述のFileMaker Cloudの東京リージョンでの提供開始と合わせて、日本市場への強いコミットを表明しています。
Claris Connectのコネクタは今後さらにLINE WORKS、駅すぱあと、SmartHR、PostcodeJP、YuMakeなどにも対応予定としています。
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