「Docker for Visual Studio Code」が正式版に、Visual Studio Codeの拡張機能。WSL 2環境のDockerコンテナに対応
マイクロソフトは、Visual Studio Codeに対応したDocker拡張機能である「Docker for Visual Studio Code」がバージョン1.0となり正式版に到達したことを明らかにしました。
Docker for Visual Studio Codeを利用することで、Visual Studio Codeの画面からDockerコンテナイメージのビルド、コンテナ内アプリケーションのデバッグ、Dockerコンテナに対するスタート、ストップ、インスペクト、リムーブなどのアクションの実行が容易になります。
バージョン1.0ではPythonで書かれたコードに対するデバッグ機能を強化。DjangoとFlaskフレームワークにも対応します。DjangoやFlaskを利用する際のDockerファイルを作成するためのScaffoldにも対応。
複数のコンテナを選択し、まとめてスタートやストップの実行も可能になりました。
現在開発中で、Windows 10のInsider Previewで提供されているWindows Subsystem for Linux 2(WSL 2)にもいち早く対応。WSL 2が利用可能な環境でWSL 2に対応したDocker Desktop 2.2がインストールされている場合、Hyper-VではなくWSL 2でDockerコンテナを起動します。
Docker for Visual Studio Codeは、Visual Studio Codeの拡張機能として無料でインストールと利用が可能です。
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