オンプレミス用AWS「AWS Outposts」でAmazon RDSが利用可能に。MySQLとPostgreSQL対応
Amazon Web Services(AWS)は、AWSのクラウドインフラと同等のシステムをオンプレミスに持ち込める「AWS Outposts」で、Amazon RDSが利用可能になったと発表しました。
AWS Outpostsは、同社がクラウドの構築で培ってきた技術を基にハードウェアとソフトウェアを設計、開発し、24インチのラックにシステム一式を搭載したシステム。あたかも自社内にAWSリージョンを置いたようになり、パブリッククラウドと連係したハイブリッドクラウドを実現できます。
2019年12月に米ラスベガスで開催された年次イベント「AWS re:Invent 2019」にて正式リリースとなりました。
このときAWS Outpostsで利用できる機能として発表されたのは、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon ECS、Amazon EKS、Amazon EMR、Amazon VPC、Amazon RDS、Amazon S3の8つの機能でした。
今回このなかで予定されていたAmazon RDSが正式に提供されることになったわけです。
対応するデータベースはMySQLとPostgreSQL。当然ながらAWS本体と同様にマネージドサービスとして提供されるため、運用はすべてAWSに任せることができます。
関連記事
あわせて読みたい
AWS、Linux対応の.NET Coreへ、Windows用.NET Frameworkアプリの移植支援ツール「Porting Assistant for .NET」発表
≪前の記事
オラクル、インメモリグリッドの「Oracle Coherence」をオープンソース化。「Oracle Coherence Community Edition」を発表