[速報]AWS Lambdaがコンテナイメージをサポート、関数として実行可能に。AWS re:Invent 2020
Amazon Web Services(AWS)は、オンラインで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2020」で、AWS Lambdaのコンテナサポートを発表しました。
AWS Lambdaはサーバレスコンピューティングを実現するサービスです。ファイルの保存やHTTPの通信などのイベントに対応した関数を、あらかじめJavaScriptやJava、Python、Goなどのプログラミング言語で記述しておくと、イベントが発生した時にその関数が実行されるというもの。
今回発表されたAWS Lambdaコンテナサポートにより、コンテナそのものが関数としてイベント発生時に実行されるようになります。
これによりあらかじめ実行したいコードとそのランタイムやライブラリなどをコンテナにパッケージし、AWS Lambdaに関数の代わりに登録することで、AWS Lambdaのアプリケーションが構築できるようになります。
つまり、コンテナを用いたアプリケーションの開発ワークフローをそのままAWS Lambdaのアプリケーション開発のワークフローとして用いることができるようになるわけです。
サポートされるコンテナイメージは最大10GBまで。LambdaランタイムでサポートしているPython、Node.js、Java、.NET、Go、RubyのベースイメージなどもAWSが提供しています。
また、ローカル環境で試せるようにAWS Lambda Runtime Interface EmulatorもGitHubでオープンソースとして公開されています。
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