国内RPA市場のトップはNTTデータ、2位がUiPath、3位が富士通、IDC Japan 2018年の調査
調査会社のIDC Japanは、2018年の国内RPA(Robotics Process Automation)ソフトウェア市場の調査結果を発表しました。
RPAはソフトウェアロボットによる自動化処理などにより、これまでマニュアル操作で行っていた定型的な処理をコンピュータで行えるようにしたり、APIなどでは連携できないようなソフトウェア間の連携を実現したりすることで、業務の効率化を実現できるツール。
また処理を定義する際にも簡易的なプログラミングなどが用意されており、プログラミングの専門知識がなくても処理を定義できる製品も多く、ビジネスの現場での自動化や効率化のツールとしても期待されています。
2018年の国内RPAソフトウェア市場シェアの首位はNTTデータ、2位がUiPath、3位が富士通、4位がAutomation Anywhere、5位がBlue Prismでした。IDC Japanの発表はベンダ名によるものですので、製品名としてはNTTデータのRPAは「WinActor」となります。
2017年の市場シェアとの比較では、NTTデータが引き続き首位を維持。UiPathが製品の日本語化や従業員採用など日本市場への積極的な投資を行った結果、著しい売上成長を見せています。
2018年は、働き方改革の解決策の一端を担うITツールとしてルーチンワークを自動化する目的のRPA導入が進んだことから、前年比113.5%増となっています。
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