Microsoft Azure、物理サーバを専有する「Azue Dedicated Host」プレビュー発表
マイクロソフトは、同社のクラウドサービスであるMicrosoft Azureで物理サーバを専有して利用できる仮想マシン「Azure Dedicated Host」のプレビュー版を発表しました。
Azure Dedicated Hostは仮想マシンとして提供されるものの、ホストマシンとしての物理サーバをほかのユーザーと共有せず専有して利用するため、コンプライアンス上ほかのユーザーと物理的に分離されたサーバでデータを保存し処理することを求めるユーザーや、データベースサーバのように物理サーバのプロセッサやメモリ、I/Oなどの能力を最大限利用したいと考えるユーザーなどに適しています。
ホストマシンとして、40物理コアの「Type1」で256GBメモリもしくは448GBメモリ、48物理コアで144GBメモリのいずれかを選択し、この上でさまざまな構成の仮想マシンを多数起動できるようになっています。
仮想マシンとしてはWindowsかLinux、SQL Serverの3種類が選択可能です。
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