[速報]Google、本日から大阪GCPリージョン正式運用開始を発表。東京に続いて国内2カ所目。日本語による24時間365日のサポートも開始
Googleは、本日より大阪GCPリージョンの正式運用を開始したと発表しました。2016年11月に同社として初の国内リージョンである東京GCPリージョンの開設に続いて、国内で2カ所目、アジアでは7カ所目のリージョンとなります。
「日本のお客様、そして日本にお客様を持つ海外のお客様のために大阪にリージョンを作った」と、Google Cloud日本代表 阿部伸一氏。
Google Cloud CEOのトーマス・キュリアン氏は、大阪GCPリージョンは東京GCPリージョンとほぼ同じもので、東京GCPリージョンと合わせると国内のキャパシティは2倍以上になると説明。阿部氏は大阪GCPリージョンの機能について「東京とほぼおなじ、フルラインナップに近い形でサービスを開始します」としました。
大阪GCPリージョの運用開始により、日本の拠点内で地域も含めた冗長化をはかれるとともに、レイテンシの面では、大阪の顧客は東京GCPリージョンに比べて6ミリ秒ほどレイテンシも向上するとのこと。
また、Google Cloud Platformについて24時間365日の日本語によるサポートの開始もあわせて発表されました。
大阪GCPリージョンが2019年に開設することは、2018年2月に発表されていました。今回、これが実現されたことになります。
日本で 2 か所目となる 大阪 GCP リージョンを 2019 年に開設! 低レイテンシ、高可用性の環境で迅速にクラウドベースの作業が行えるようになります。 新規リージョンへの早期アクセスの申込フォームもご用意しています。https://t.co/5o1iwaTHjq #GoogleCloud #gcpja
— Google Cloud JP (@googlecloud_jp) 2018年2月8日
あわせて読みたい
自由に再配布可能なRed Hat Enterprise Linux 8ベースのコンテナ用OSイメージ「Red Hat Universal Base Image」が公開
≪前の記事
Fastly CTOに聞く、同社がWebAssembly実行環境の「Lucet」をエッジコンピューティング環境として開発している理由とは?