[速報]Google、Active Directoryのマネージドサービス、SQL Serverのマネージドサービス提供を発表。Google Cloud Next '19
Googleがサンフランシスコで開催中のイベント「Google Cloud Next '19」。2日目に行われたプロダクトキーノートで、マイクロソフトのActive DirectoryとSQL Serverのマネージドサービスが提供されることが発表されました。
「Managed Service for Microsoft Active Directory」は、Active Directoryのマネージドサービス。
Googleの説明によると、本物のActive Directoryドメインコントローラを用いてサービスを提供しているため、互換性の心配はなく、Active Directoryの機能が使え、既存の対応ツールもそのまま使えるとのこと。
マネージドサービスとして提供されるため、パッチの適用や障害発生時の対応など運用管理はすべてクラウドによって自動的に行われるため、ユーザーは運用の心配をすることなく利用できます。
Googleはまた、Microsoft SQL Serverをマネージドサービスとして提供する「Cloud SQL for Microsoft SQL Server」も発表しました。
Google Cloudでデータベースをマネージドサービスで提供するCloud SQLには、MySQL互換の「Cloud SQL for MySQL」と、PostgreSQL互換の「Cloud SQL for PostgreSQL」がありました。これにSQL Serverが加わる形になります。
マネージドサービスとして提供されるCloud SQL for Microsoft SQL Serverは、当然ながらバックアップやパッチの適用、レプリケーション、障害児の復旧といった運用の手間なく利用できます。
Managed Service for Microsoft Active DirectoryとCloud SQL for Microsoft SQL Serverはいずれも今年後半に提供開始予定。
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