Google、Active Directoryのマネージドサービスをパブリックベータとして開始
GoogleはGoogle CloudでActive Directoryのマネージドサービス「Managed Service for Microsoft Active Directory」をパブリックベータとして提供開始したと発表しました。
Managed Service for Microsoft Active Directoryは、今年の4月にサンフランシスコで開催された「Google Cloud Next '19」で発表されたもの。
実際のActive Directoryドメインコントローラが用いられているため互換性の心配はないと説明されており、またRemote Server Administration Tools(RSAT)など既存のドメイン管理用ツールなども利用可能。
マネージドサーバとして提供されるため、基本的にメンテナンスフリーで利用でき、パッチ適用や障害時対応などの手間は不要。また適切なセキュリティ構成がとられファイアウォールなどによって適切に守られているとのこと。
シームレスなマルチリージョン展開が可能なため、まず特定のリージョンに対してデプロイし、他のリージョンやVPCへの適用へと拡大していけるようになっていると説明されています。
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