Google Docs/Sheets/Slidesで、Word/Excel/PowerPointファイルを変換せず編集・保存、リアルタイムコラボレーションが可能に。Googleが正式発表。
Googleは同社のオフィススイートであるG SuiteのGoogle Docs、Google Sheets、Google Slidesの新機能として、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointのファイルを変換せず、そのまま編集し保存が可能になることを正式に発表しました。
Work on Office documents right from #GSuite—no file conversion necessary. Introducing Office editing in @googledocs, Slides and Sheets, now generally available → https://t.co/JB41yULEAx #GoogleNext19 pic.twitter.com/BtLFeCu4O3
— G Suite (@gsuite) 2019年4月10日
対応するファイル形式は以下。
Wordファイル:.doc .docx .dot
Excelファイル:.xls .xlsx .xlsm (macro enabled Excel files) .xlt
PowerPointファイル: .ppt .pptx .pps .pot
利用方法はGoogle DriveにOfficeファイルを保存、ダブルクリックしてGoogle DocsやSheets、Slidesで開き、そのまま編集することでファイル形式が変換されることなく、編集作業が行われます。また、G Suiteが備えているリアルタイムなコラボレーション機能にも対応します。
保存時にもそのままのファイルフォーマットで保存。もしも対象のファイルがOffice 2007よりも古い形式だった場合、最新のOfficeフォーマットに変換されて保存されます。
Officeファイルがそのまま編集、保存できることで、G SuiteとOfficeの相互運用性が高まることが期待されます。ただ、日本語化された場合の互換性などについては気になるところです。
この新機能は順次展開されていくとのことです。
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