[速報]AWS、.NET Foundationのコーポレートスポンサーに参加
マイクロソフトとAWSは、AWSが.NET Foundationのコーポレートスポンサーに参加したことを発表しました(AWSの発表、.NET Foundationの発表)。
.NET Foundationは、.NET関連のオープンソース化を進めていたマイクロソフトがその開発をホストするために2014年に設立した独立団体です。
.NET CoreやC#、Visual Basicなどを含む.NET関連のオープンソースソフトウェアの開発を進めるほか、ECMAなどでの標準化作業なども推進しています。
2016年にはRed Hat、Googleが.NET Foundationのコーポレートスポンサーとして参加しており、今回のAWSの参加は久しぶりに大型企業の参加といえるでしょう。
AWSの.NET Foundation参加と同時に発表された最新の.NET Core 3.0では、マイクロサービス対応やDockerコンテナ対応への最適化など、クラウドネイティブなアプリケーション開発への対応強化も進めています。
さらにマイクロソフトは、来年リリース予定の.NET 5.0によって、現在分かれている.NET Core、.NET Framework、Xamarinをすべて統合することを明らかにしています。
こうした中で.NET Coreの開発をホストする.NET Foundationのコーポレートスポンサーとしてマイクロソフト、Google、AWSのクラウド大手3社が並んだことは、.NET Coreの存在感をさらに高めることになるのではないでしょうか。
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