Apple、新フレームワーク「Swift UI」発表。簡潔なコードとドラッグ&ドロップでUIを構築、デバイスでの即時プレビュー。WWDC19
米Appleは6月3日(日本時間6月4日未明)にカリフォルニア州サンノゼで開催したイベント「WWDC19」にて、Swift言語を用いて効率的にユーザーインターフェイスを定義できるUIフレームワーク「Swift UI」を発表しました。
例えば、こうしたよくあるUIを従来のObjective-CとUIKitで記述すると、多くのコードが必要です。
これがSwift UIを用いると簡潔に記述できることがWWDC19のステージで紹介されました。
Dynamic Type、ダークモード、ローカライゼーションなど多くの機能に対応。
開発ツールのXcodeもインタラクティブな開発環境に進化しています。左側のコードを変更すると、その結果が自動的に右側プレビュー画面に反映されます。
メニューからUI部品をプレビュー画面上にドラッグ&ドロップし、プロパティを変更すれば、それらも左側のコードにも反映されます。
コードをListに変更(画面左の反転しているところ)すると、プレビュー画面もリスト形式に。
画面上で実行するだけでなく、デバイス上で実行し動作確認もできます。この状態でコードの編集をすれば自動的にデバイス側の動作にも反映されます。
Mac、iPhoneだけでなくすべてのAppleデバイスのアプリケーションを開発可能。
参考:Xcode - SwiftUI - Apple Developer
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