国内サーバ市場2018年第3四半期、シェア1位は富士通、2位NEC、3位HPE。x86サーバは2桁成長、メインフレームは2桁マイナス。IDC Japan
調査会社のIDC Japanは、2018年第3四半期におけるx86サーバやRISCサーバ、メインフレームなどを総合した国内サーバ市場の調査結果を発表しました。
同社によると、シェア1位は富士通。メインフレームはマイナス成長だったものの文教向けや通信、官公庁向けのx86サーバが2桁のプラス成長などでした。
2位はNEC。RISCサーバやオフコンなどが分類される「その他のサーバー」において官公庁向けの大型案件などで3桁のプラス成長。
3位は、日本ヒューレット・パッカード(HPE)。Itaniumサーバなどが分類される「その他のサーバー」は2桁のマイナス成長でしたが、x86サーバーでは通信やサービス業向けの大口案件などがありプラス成長だったとのこと。
2018年第3四半期の国内サーバー市場全体の売上額は1378億円で、前年同期から14.5%増加。出荷台数は14万6千台で、前年同期から8.7%増加しました。
x86サーバーは、売上額が前年同期比26.8%増の1,171億円。その他のサーバーは、売上額が前年同期比17.5%増の112億円。メインフレームは、売上額が前年同期比48.5%減の95億円でした。
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