[速報]Windows Server 2019は今週、正式リリースに。ハイブリッドクラウドの機能やハイパーコンバージドシステム構築機能など搭載。Microsoft Ignite 2018
「Windows Server 2019は今週、一般公開(Generally Available)になる」。マイクロソフトが米フロリダで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2018」で基調講演に立った同社エグゼクティブバイスプレジデントのスコット・ガスリー氏は、Windows Serverの正式リリースまであと数日に迫っていることを明らかにしました。
Windows Server 2019はクラウドとの連携を強化し、Windows ServerのデータをMicrosoft Azureにバックアップすることでデータの破損などによる事故からデータを守る「Azure Backup」や、Microsoft Azureのファイル共有サービスのよく使うファイルなどをオンプレミスのWindows Serverのストレージと同期することで、大容量のクラウドストレージの共有サービスをオンプレミスにあるファイルサーバのように高速に使える「Azure File Sync」、Windows ServerのHyper-Vで稼働している仮想マシンをMicrosoft Azureへフェイルオーバーさせることで災害などが発生したときでもワークロードを保護する「Azure Site Recovery」などの機能を備えています。
そのほかWindows Server Containerなどコンテナ対応やWindows Subsystem for Linux(WSL)搭載などLinux対応の強化、セキュリティ機能の強化など多くの改善が行われています。
前述の通りガスリー氏はWindows Server 2019の正式リリースを「今週中」と発言していますが、今日付のWindows Server Blogの記事「Windows Server 2019 – Announcing general availability in October!」ではタイトルの通り10月に正式リリースだとしています。
いずれにせよWindows Server 2019のリリースが迫っていることは確実なようです。
Microsoft Ignite 2018
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