[速報]「Visual Studio Live Share」パブリックプレビュー開始。リモートでのペアプログラミング、ペアデバッギングを実現。Build 2018
マイクロソフトは、米国シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2018」で、ペアプログラミング環境を実現する「Visual Studio Live Share」のパブリックプレビュー開始を発表しました。
Visual Studio Live Shareは、2017年11月に発表された新機能。統合開発環境のVisual StudioやコードエディタのVisual Studio Code(以下、VSCode)などをネットワーク経由で接続し、コードの編集作業やブレークポイントの設定、ステップ動作などのデバッグ作業などを共有、リモートで共同作業する環境を実現します。
これまでVisual Studio Live Shareはプライベートプレビューとして利用には申し込みが必要でしたが、今日からパブリックプレビューとなり、誰でも利用可能になりました。
Windows版VSとMac版VSCodeでペアプログラミング
基調講演では、実際にWindows版のVisual StudioとMac版のVisual Studio CodeとのあいだをVisual Studio Live Shareで接続し、ペアプログラミングを行う様子が紹介されました。
離れた場所にあるマシンであってもリポジトリのコピーなどは不要で、どちらかのマシンにあるコードを開いてペアプログラミングを開始できます。
画面上にはそれぞれのカーソルが表示され、選択範囲などもお互いに見えるようになっています。
コードの編集だけでなく、ブレークポイントの設定やステップ実行、変数などの状態を参照するようなデバッグ機能も共有できます。
デバッグだけでなく、Visual Studio Live Shareのセキュアな通信を用いて、相手のマシンをローカルホストとしてWebアプリケーションを手元のWebブラウザで実行することも可能です。
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2020年5月に、Live Shareとテキストチャット、ボイスチャットの機能が発表されました。
Build 2018
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