Slackアプリケーション開発者の支援ツール「Slack Developer Tools」発表

2018年5月23日

チャットサービス「Slack」を提供するSlackは、米サンフランシスコで同社にとって初めてのデベロッパーカンファレンス「Spec」を開催。Slackアプリケーションの開発を支援する「Slack Developer Tools」を発表しました。

fig12

Slack Developer Toolsとして紹介されたのは、SlackのDeveloper Toolsのワークスペースです。

ここで「/sdt help」と入力すると、Slack Developer Toolsのコマンド一覧が表示されます。

fig13

次に、APIを呼び出してみます。「/sdt call api.test」と入力すると、結果が表示されます。

fig14

API名の一部だけ、「/sdt call chat.post」と入力すると、エラーとともに、関連しそうなAPIのボタンが表示されます。

呼び出したかったのは「chat.postMessage」だったので、そのボタンをクリック。

fig15

しかし、まだエラーがでます。どうやらパラメータが足りないようです。

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そこでAPIドキュメントを表示するために「/sdt docs chat.postMessage」と入力。すると、ドキュメントが表示されます。

fig17

正しいパラメータが分かったので、「/sdt call chat.postMessage text=Hello Spec」と入力すると、正しく実行されました。

fig18

また、タイムライン上に表示されているメッセージがどんなJSONコードでできているのかを確認する機能も用意され、さらにJSONコードを入力するとプレビュー表示してくれる機能(これのみSlackの画面ではなく、Webツール)も用意されました。

fig19

Slack Developer Toolsは数日以内に詳細が発表される予定とのことです。

2018/5/23追記:コマンド名が間違っており、/stdを/sdtに修正しました。

Spec

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Junichi Niino(jniino)
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