Slackが日本でローンチイベント開催、本格展開スタート。日本法人の増員、国内サービスとの連携拡充、コミュニティの支援を約束
チャットサービスを提供するSlackの日本法人Slack Japanは、都内で日本におけるSlackのローンチイベントを開催。本社CEOが来日し、米国に次ぐ規模のSlackユーザー数となった日本市場への期待を語り、また日本法人の増員や国内サービスとの連携拡充などを実現するとしました。
Slack Technologies, Inc. Co-Founder&CEO スチュワート・バターフィールド氏。
バターフィールド氏は、Slackのワールドワイドの現状として日間アクティブユーザー数が800万人以上、有料ユーザー数が300万人以上、7万チーム以上で、100カ国、50万以上の組織が利用していると紹介。
日本では日間アクティブユーザー数が50万人以上、有料ユーザー数が15万人以上で米国に次いで2位の規模だとし、「これは長いあいだ英語版を利用いただき、その価値を共有しあっていただいたからこそ、今日のSlackの成長があります」と、既存の国内ユーザーに感謝の意を表しました。
続いて今年2月にSlack Japan株式会社 カントリーマネージャーに就任した佐々木聖治氏が登壇。
佐々木氏は、Slackが人と人のあいだでコミュニケーションを実現するだけでなく、業務アプリケーションとの連携によりSlackから業務アプリケーションが可能になることも示し、「ビジネスコラボレーションハブとして、みなさんの役に立ちたいと考えています」と、Slackが単なるチャットツールではないことを強調しました。
佐々木氏はさらに、以下の3つの強化ポイントを約束。
1つ目は日本法人の体制を強化するため、年内に従業員を30名まで増員すること。2つ目は100を超える国内サービスとの連携の実現。そして3つ目は顧客同士がつながり、成功事例や使い方などを共有するためのコミュニティ作りを支援すること。
これにより、Slackの国内展開を本格化させていくとしました。
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