IoTデバイス用プログラミング言語「Eclipse Mita」登場。C言語へ変換、組み込み開発を容易に
Eclipse Foundationは、IoTデバイスのプログラミングに最適化した新言語「Mita」を発表しました。
Eclipse Mitaでは、IoTデバイスをプログラミングする際に面倒になりがちな、センサーの読み取りやネットワークデバイスの制御といった低レベルかつデバイスごとに異なる部分をプラットフォームごとに吸収する仕組みを持ち、IoTデバイスにおいてもモダンなプログラミングを実現できるとのこと(プラットフォーム吸収部分のドキュメントはまだ準備中のようです)。
また、イベントループを用いることでプログラミングモデルを分かりやすくするなど、組み込み開発を経験したことのないプログラマでも容易にIoTデバイスのプログラミングができるような言語設計になっています。
Eclipse MitaのコードはC言語として出力されるため、多くのIoTデバイスに対応できる見通しです。
Eclipse Mitaの発表に合わせて、BOSHがEclipse Mitaのプログラミングに対応したコネクテッドデバイス「XDK」(Cross Domain Development Kit)を発表しています。
あわせて読みたい
オラクル、OLTP対応の自律型データベース「Oracle Autonomous Transaction Processing」正式版を提供開始
≪前の記事
マイクロソフト、WebAuthnをEdgeに実装。パスワード不要、生体認証やPINでWebサイトへログイン可能に。2018年秋のWindows 10アップデートで