「GitHubの独立性を守って、すべての開発者にいままで通り使ってもらう」、GitHubの国内イベントに日本マイクロソフトのCTOが登場。GitHubの独立性維持を約束
GitHub Japanは本日6月12日に都内で開発者向けのイベント「GitHub Satellite 2018」を開催、日本マイクロソフトのCTOが急遽登壇し、GitHubの独立性維持を約束しました。
基調講演でGitHub Japanカントリマネージャ 公家尊裕氏は日本にGitHubの現地法人ができて3年でGitHubの国内ユーザーが3.5倍に増えたことを紹介。
続いてGitHubシニア・バイスプレジデント・テクノロジーの ジェイソン・ワーナー氏が、開発者が直面する複雑さを解決していくというGitHubのビジョンを説明したのち、壇上に日本マイクロソフトの最高技術責任者 榊原彰氏が登場しました。
榊原氏はマイクロソフトによる買収後も、GitHubの独立性を守っていくと次のように発言しました。
「マイクロソフトは変わってきました、あなたのお父さんの時代のマイクロソフトではありません。ただ、言葉で言っても信用してもらえいないですよね。
私たちは、信用してくださいと言葉でいうだけはなく、行動で示そうと思います。
LinkdeInでもマインクラフトでも、私たちは彼らの事業の独立性を守ってきました。今回もそのように私たちの行動規範を守っていこうと考えています。
GitHubの独立性を守って、すべての開発者にいままで通りに使ってもらい、なんの気兼ねもなくソースコードを蓄えてもらう、ということができるようにする。そのようにコミットしていますし、その行動を見ていただきたいと考えています。」
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