Flutter対応した2Dのベクターアニメーション作成ツール「Flare」無償公開。Flutter Live '18
Googleは12月4日、ロンドンでイベント「Flutter Live '18」を開催。基調講演で、Flutterに対応したアニメーション作成ツール「Flare」の無償公開が発表されました。
モバイルアプリケーションのUXには、テキストやグラフィックス、ボタンやフィールドなどのUIコンポーネントに加え、画面切り替え時のトランジション効果や動画、アニメーションなど多数のデザイン要素があります。
Flareは2Dのベクターイメージを動かしてアニメーションを作成するツールです。Bones、Constrains、Inverse Kineticsなど自然な動きを持つ高度なアニメーションの支援を行う機能を備えています。Flareの開発元は2Dimensions。
Flare単独でアニメーションの開発やプレビューが可能で、完成したアニメーションはそのままFlutterへ組み込めます。そのため、アニメーションのチェックや変更が発生するたびにプログラマの作業が発生するといった手間がなく、アプリケーションの開発と並行してデザインナーがアニメーションを作り込むことができます。
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