AWSのシステム構成情報を集めて構成図を自動生成してくれる「CloudMapper」、オープンソースで公開
DUOは、Amazon Web Services(AWS)のシステム情報を読み取ってシステム構成図を自動的に生成するツール「CloudMapper」をオープンソースで公開しました。
CloudMapperを用いることで、AWS上のシステムについて以下のような状況をすぐに把握することができると説明されています。
- どのリソースがインターネットに公開されているか?
- どのリソース同士がつながっているのか?
- アベイラビリティゾーンが落ちたときでも十分堅牢なアーキテクチャか?
- このアカウントはいくつのリージョンを利用しているか? どれだけ大きないシステムを運用しているか?
CloudMapperを開発しているDUOは、セキュリティサービスを提供する企業。同社は自身もAWSユーザーで、さまざまなオープンソースのツールを試してみたものの満足できるようなものがなかったため、自社でCloudMapperを開発したとのこと。
CloudMapperの仕組みは、まずAWSコマンドラインインターフェイスでシェルスクリプトを実行して必要な情報を集め、集めた情報を変換、JavaScriptのビジュアル化ライブラリのCytoscape.jsを用いてWebブラウザ上に構成図を描画しています。
CloudMapperはデモを試すことができ、GitHubでソースコードが公開されています。
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