[速報]AWSがARMプロセッサ「AWS Graviton Processor」を開発。搭載した「Amazon EC2 A1 インスタンス」発表。AWS re:Invent 2018
Amazon Web Services(AWS)はラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2018」を開催しています。
1日目のイベント「Monday Night Live」で、同社はARMプロセッサを採用した「Amazon EC2 A1 インスタンス」(以下、A1インスタンス)を発表しました。
A1インスタンスは、AWSが2015年に買収したASICベンダであるAnnapurna Labsが設計と製造を担当した16コアの64ビットARMプロセッサである「AWS Graviton Processor」が採用されているのが最大の特徴です。
A1インスタンスはコンテナやマイクロサービスなどを対象としたスケールアウト処理に最適で、ワークロードあたり45%の低コストで利用できるとしています。
対応OSはAmazon Linux 2、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntuなどで、開発ツールとしてAWSのCodePipeline、CodeCommit、Cloud9などが対応していると説明されています。
A1インスタンスは今日から、米東(北バージニア)、米東(オハイオ)、米西(オレゴン)、欧州(アイルランド)のリージョンで利用可能となっています。
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