AIが音声メモからタスク設定やステータス更新などアシスタント機能を実行、「Einstein Voice」をセールスフォース・ドットコムが発表。Dreamforce '18
サンフランシスコで年次イベント「Dreamforce '18」を開催している米セールスフォース・ドットコムは、新サービス「Einstein Voice」を発表しました。
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Einstein Voiceはその名前が示すとおり、人間と音声を通じてやり取りをする機能を提供してくれます。例えば毎朝その日のスケジュールを「デイリーブリーフィング」形式でiOSのSiriを通じて音声で教えてくれます。
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音声認識によりメモを取ることももちろん可能。
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Einstein Voiceのポイントは単に音声認識でメモがとれるだけでなく、メモの中に人名が出てくればコンタクトリストへ、ミーティングの予定があればミーティングを設定し関係者へ通知、予算の変更があればそれを反映させるといった動作を自動的に判別し、人間に確認のうえ実行してくれる点にあります。
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まるで秘書に口頭でミーティングの設定や連絡先の記録を依頼するように、Einstein Voiceは音声によるメモから得られた情報をもとにデジタルアシスタントとして働いてくれると説明されています。
Dreamforce '18
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