マルチクラウド採用の企業は81%、サーバレス採用の企業は12%から21%へ急増。RightScaleの調査2018年版
マルチクラウドに対応したマネジメントサービスを提供している米RightScaleは、クラウドに関するユーザー調査の2018年版「State of the Cloud Report | RightScale」を発表しました。
RightScaleによる調査のため、マルチクラウドのユーザーが多めにでる傾向はあると思いますが、今年も1000人以上の大企業においては、81%がマルチクラウドを採用している結果が出ています。
ただし、昨年の結果ではマルチクラウドの企業は85%となっていたため、マルチクラウドの採用率はほぼ横ばいといえそうです。
どのクラウドを利用しているのかの結果が下記です。昨年と比較してもっとも成長しているのは、昨年の時点では存在していなかったVMware Cloud on AWS。Oracle Cloudも2倍に成長していますが、それを一気に抜き去っています。
クラウドでどんなサービスを使っているか。もっとも利用されているのはDBaaS SQL、すなわちリレーショナルデータベースのサービスで44%、次がDBaaS NoSQLで28%です。成長率で見ると、Serverlessが21%でContainer-as-a-Serviceの19%を上回っているところが興味深いですね。
そのほか詳しい調査結果はRightScaleのWebサイトで見ることができます。
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