石狩データセンター、一週間程度の非常用電源燃料確保の見込み。万が一のときには24時間以上前に告知
さくらインターネットは、北海道における地震発生による停電の影響を受けているさくらインターネットの石狩データセンターで、現在稼働中の非常用電源装置の燃料について、一週間程度稼動できる程度のの手配ができる見込みであることを発表しました。
また、もしも電力の復旧が期待できず燃料も枯渇するなどで同データセンターの稼働継続が困難な状況が見込まれる場合、24時間以上前に告知するとのこと。
下記がその告知「北海道胆振地方中東部で発生した地震による影響について(2018年9月7日12時45分追記」の引用。
(2018年9月7日12時45分追記)
非常用発電設備は、給油ができない場合においても、月曜日の夕方頃までは稼働できる見込みです。 加えて、石狩市役所、経済産業省、各所のご支援をいただき、一週間程度の稼動が可能な燃料の手配ができる見込みであり、一部につきましては、本日より給油が開始される予定です。なお、電力の復旧が期待できず、燃料枯渇に伴い非常用電源の維持も困難という状況になり、石狩データセンターで提供するサービスの停止が余儀なくされる場合、少なくとも24時間以上前に告知をいたします。 燃料の追加供給と、今後の状況の変化につきましては、引き続き随時お知らせいたします。
石狩データセンターは停電発生後、48時間の稼働を想定した非常用電源装置による稼働を続けており、昨晩には50%程度の電源が回復していました。
(追記 2018年9月8日18時)
北海道電力からの電力供給が回復したと発表されました。
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