マイクロソフト、「Windows SDK for Google Analytics」発表。Windowsアプリの利用状況をGoogle Analyticsで分析可能に
多くのモバイルアプリケーションでは、アプリケーションがリリースしたあともどの機能がよく使われているか、どの機能は使われていないか、ユーザー環境での反応速度は十分か、などの利用状況をモニタリングしながら、より使いやすいアプリケーションへと改善し続けるという開発体制がとられています。
現在のところそうしたアプリケーションの多くはWebアプリケーションやモバイルアプリケーションですが、先日、Windowsアプリケーションでも使い慣れたGoogle Analyticsでユーザーの行動履歴などを把握できるようするための開発ツールキット「Windows SDK for Google Analytics」が発表されました。
これによりWindowsアプリケーションでもユーザーの行動などを分析し、アプリケーションを改善していくことが容易になります。
We're launching a Windows SDK for Google Analytics soon! https://t.co/4XExElMXDO
— Windows Developer (@windowsdev) 2017年2月10日
Windows SDK for Google AnalyticsはC#に対応。また、C++とJavaScriptアプリケーション用に「C++ WinRT component」も容易されているため、幅広い言語で利用可能です。以下の値を取得できると説明されています。
- Screen Views
- Actions (aka Events)
- Social Interactions
- Exceptions
- Enhanced commerce
- User Timings
- Custom Dimensions & Metrics
また、ソースコードはGitHubで公開されています。
下記はマイクロソフトによる10分程度の紹介動画(英語)です。
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