VMware、同社技術に深くコミットするクラウドプロバイダとしてIBM、富士通、Rackspaceなど「VMware Cloud Verified」5社を発表。
VMwareは9月11日からスペインのバルセロナで開催しているVMworld 2017 Europeで、同社技術に深くコミットするプロバイダとして「VMware Cloud Verified」となる5社を発表しました。
5社はIBM、富士通、Rackspace、OVH、CenturyLink。
同社CEOのGel Singer氏は、VMwareを採用しているクラウドプロバイダーは全世界で4000社を超えていると説明。
そのなかでどうやって顧客にとって適切なクラウドプロバイダを選択できるのか、それを支援するために、VMwareの技術にこれまで長期的に投資をしており、今後も同社技術に深くコミットするクラウドプロバイダとして「VMware Cloud Verified」の最初の5社を発表したとのこと。
下記はプレスリリースから。
This designation gives customers the confidence that they are adopting the most complete, most advanced VMware technologies from their public cloud service providers, ensuring the greatest degree of interoperability across their clouds and the greatest advantage for their business.
この制度によって、お客様は確信をもってパブリッククラウドサービスプロバイダーが完全かつ高度なVMwareテクノロジを採用していることが分かり、クラウド間の高い相互運用性が得られることで、ビジネスにとって大きな利点が得られるでしょう。
この5社のうちIBMとOVHは、いちはやくVMwareの最新サービスである「VMware HCXテクノロジー」をベースとしたサービスを発表しています。おそらく残りの3社も同様に最新サービスを提供していくと予想されます。
今後「VMware Cloud Verified」はこの5社からさらに追加されていく予定です。
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