Pivotal Cloud Foundry 2.0発表。Cloud Foundryは関連ソフトウェア全体のブランドに、実行環境は「Pivotal Application Service」に改名
Pivotalは、クラウドアプリケーション実行環境の最新版「Pivotal Cloud Foundry 2.0」を、サンフランシスコで開催中のイベント「SpringOne Platform」で発表しました。
これまでPaaS基盤ソフトウェアの名前であった「Pivotal Cloud Foundry」は名称が「Pivotal Application Service」に改名され、「Pivotal Cloud Foundry」は同社のプラットフォームソフトウェア全体のブランド名となりました。
新しいPivotal Application Serviceは、Windows Server Containerに対応。
さらに、仮想化ネットワーク機能としてVMware NSX-Tを統合しました。
VMware NSXはvSphere環境に統合された仮想化ネットワーク機能ですが、VMware NSX-Tは非vSPhere環境をサポートする仮想化ネットワーク機能としてVMwareから今年2月に発表されたものです。
Pivotal Cloud Foundry 2.0には、この「Pivotal Application Service」(PAS)に加え、vSphere環境上にKubernetesを展開するコンテナ実行環境の「Pivotal Container Service」(PKS)、サーバレスコンピューティング環境を実現する「Pivotal Function Service」(PFS)、そして「Pivotal Services Marketplace」などが含まれます。
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