NetApp、ラスベガスでの乱射事件により、現地の年次イベント「NetApp Insight 2017」を順延
10月1日午後10時頃(日本時間2日午後2時頃)にラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテル近くで起きた乱射事件は、少なくとも59人が死亡、500人以上の負傷者が出る大きな事件として報道されています。
ストレージベンダとして知られるNetAppは、このマンダレイ・ベイ・ホテルで10月2日から5日まで、同社の年次イベント「NetApp Insight 2017」を開催予定でしたが、2日の予定をすべてキャンセルし、3日以降に順延すると発表しました。
A letter from our CEO, George Kurian, on the status of our #NetAppInsight event. https://t.co/K9Eov1or9p pic.twitter.com/lYb4GNzKCp
— NetApp (@NetApp) 2017年10月2日
NetApp CEOのGeorge Kurian氏は、NetApp Insight 2017のWebサイトのトップページで次のようなメッセージを示しています。
昨夜、ラスベガスのマンダレイベイで起きた悲劇的な事件を大変悲しく残念に思います。慎重に検討した結果、私たちはNetApp Insightを順延し、10月3日火曜日から開始することとしました。(メッセージ全文のPDF)
マンダレイ・ベイ・ホテルをはじめラスベガスはIT系の大規模イベントでよく使われる場所です。今回被害にあわれた方々には心からお見舞いを申し上げます。事件発生のタイミングが少しずれればNetAppのイベント参加者や日本人の参加者が被害にあってもおかしくない状況で、そうした被害にあわれた関係者がいなかったことは不幸中の幸いでした。
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