マイクロソフト、Kubernetesの開発などをホストする「Cloud Native Computing Foundation」に最高位のプラチナメンバーとして加盟

2017年7月31日

マイクロソフトはKubernetesの開発などをホストするCloud Native Computing Foundationにプラチナメンバーとして加盟したことを発表しました

Cloud Native Computing Foundationのプラチナメンバー

Cloud Native Computing Foundationは、Googleがオープンソースとして公開したKubernetesを開発プロジェクトとしてホストするため、2016年設立された団体です。運営はThe Linux Foundationの協力の下に行っています。

構成メンバーはプラチナメンバー、ゴールドメンバー、シルバーメンバー、エンドユーザーメンバーなどに分かれており、マイクロソフトは最高位のプラチナメンバーとして加盟しました。

マイクロソフトは2016年11月にThe Linux Foundationへの加盟を発表。今回のCloud Native Computing Foundationへの加盟は自然なステップだと説明しています。

Since we joined the Linux Foundation last year, and now have decided to expand that relationship to CNCF membership as a natural next step to invest in open source communities and code at multiple levels, especially in the area of containers.

昨年、Linux Foundationに加盟し、そして今回その関係を拡大してCloud Native Computing Foundationへ加盟を決断したことは、多様なレベルでオープンソースコミュニティとコードへ投資していく次の段階として自然なことだ。
(「Microsoft joins Cloud Native Computing Foundation | Blog | Microsoft Azure」から)

マイクロソフトがThe Linux Foundationへ加盟記事「マイクロソフトがThe Linux Foundationへ加盟、プラチナメンバーとして」から。The Linux Foundationへの加盟を発表するマイクロソフトのスコット・ガスリー氏

マイクロソフトは2014年にDockerと提携し、Windows ServerでのDocker対応を発表。 さらに今年4月にはMesosphere DC/OSのオープンソース化にも関わり、そして今回Kubernetesの開発をホストするCloud Native Computing Foundationに参加するなど、コンテナにおいても積極的なオープンソース戦略を続けているようです。

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