KDDIがGoogle Cloud Platformの提供を発表、クラウドアプリ開発から24時間365日の保守運用まで。ソフトバンクもGoogle Cloud Platformの認定パートナー取得
KDDIとソフトバンクは、Google Cloud Platformのサポートを相次いで発表しました。今日14日に都内で開催されるGoogle主催のイベント「Google Cloud Next'17 in Tokyo」に合わせての発表と見られます。
KDDIはシステム構築から24時間365日の運用保守まで提供
KDDIは法人向けにGoogle Cloud Platformを提供するのに加え、データ分析ソリューションやクラウドアプリケーションの開発、システム構築、24時間365日対応のサーバ監視やバックアップを含む運用保守サービスなどをワンストップで提供すると発表しました。
顧客側にデータ分析の人材や環境がなくとも、クラウド上でデータの分析・活用などを可能にするとしています。
こうしたワンストップソリューションの提供ため、KDDIグループのARISE analytics、ALBERT、アイレットなどの企業との連係も行うとのこと。
ソフトバンクは認定Google Cloud Platformパートナーに
ソフトバンクはGoogle Cloud Platformの導入をサポートする「Google Cloud Platform パートナー」の認定を2017年6月12日に取得。
同社はこれまでGoogleのG Suiteに関して、企業向けの販売、サポートなどを提供してきた実績を持っています。
今回のGoogle Cloud Platform認定パートナー取得により、Gogle Cloud Platformを導入する企業に対し、ソリューションやシステム設計、構築、保守、運用支援など、さまざまなサービスやサポートを提供していくとしています。
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