国内ITサービス市場、2021年までの年間平均成長率は1.1%と横ばい。国内ITサービス市場をけん引してきた大規模なシステム構築案件が減少。IDC Japan
調査会社IDC Japanは、2021年までの国内ITサービス市場予測を発表しました。
低成長が続くことが予測される国内ITサービス市場は、2016年から2021年までの年間平均成長率が1.1%と予測。2021年の市場規模は5兆7674億円とされています。
国内ITサービス市場は、2014年から2015年にかけて2年連続で3%を超える成長を実現しました。しかし2016年に入ると、それまでの成長を支えた金融機関や官公庁/地方自治体における大規模プロジェクトが終息に向かった影響が広がり、成長率が鈍化しました。
2017年以降の国内ITサービス市長は、クラウドやIoT(Internet of Things)などの第3のプラットフォームやデジタルトランスフォーメーションに関連するシステム投資が徐々に存在感を強めていくものの、国内経済の低成長見通しや、ITサービスの代替製品/サービスの影響により、徐々に成長のペースを下げていくとのことです。
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