アップルとアクセンチュアが提携、アクセンチュアの専門部隊とアップルのエンジニアが協力。iOSアプリを業務システムやIoTプラットフォームと連係強化へ

2017年8月31日

アップルとアクセンチュアは、iOSのためのビジネスソリューション開発分野で提携し協力することを発表しました(アップルの発表アクセンチュアの発表)。

fig Apple and Accenture

アクセンチュアは世界各地の選ばれた拠点にiOS専門部隊を作り、アップルのプログラマやデータアーキテクトなどの専門家もこのチームと同じ場所でアクセンチュアに協力。両社はエンタープライズ向けに、iPhoneやiPadを用いて顧客との接点を革新するようなツールやサービスを立ち上げる予定です。

アップルはこれまで、iOSで実現するソリューションををエンタープライズ向けに強化するため、おもにネットワークとコラボレーション分野でシスコと提携し、おもにビッグデータ分野でIBMと提携し、業務アプリケーション分野ではSAPと提携してきました。

今回のアップルとアクセンチュアの提携では、おもにアクセンチュアが得意とする業務システムのバックエンドのシステムインテグレーションやIoT分野で協力するとのこと。

具体的には以下のような分野だと説明されています。

  • エコシステムサービス:システムインテグレーションに関するアクセンチュアの専門知識と、アップルがSAPやCiscoなど主要なパートナーと共に開発したiOSのユニークな強みを活用し、顧客がバックエンドシステムに接続するためのiOSのインテグレーション要件全般に対応する支援を行ないます。

  • IoTサービス:新しいツール、テンプレートそしてあらかじめデザインされたコードが特長のサービス。顧客は自社のiOSアプリケーションに取り込まれたIoTプラットフォームからのデータをこれまで以上に活用してより大きな力を従業員に与えることができます。

  • マイグレーションサービス:顧客が既存のレガシーアプリケーションとデータを近代的なiOSアプリケーションに素早く簡単に移行させるお手伝いをします。

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