AzureからWindows 10のデスクトップ仮想化「XenDesktop Essentials」と、アプリケーション仮想化「XenApp Essentials」まもなく提供開始、シトリックス
米シトリックスは昨年8月、マイクロソフトと協業でクラウドのMicrosoft AzureからWindows 10のデスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化のサービスを提供することを発表しています。
この発表時、デスクトップ仮想化のサービスは「XenDesktop for Windows 10 on Azure」、アプリケーション仮想化のサービスは「XenApp express」という名称で、2016年内にもサービスが開始される予定でした。
同社はこの2つのサービスが、まもなく登場することを1月9日付で明らかにしました。名称はデスクトップ仮想化が「XenDesktop Essentials」、アプリケーション仮想化が「XenApp Essentials」と変更されます。
これらはシトリックスがAzure上のマネージドサービスとして提供するため、利用者な運用の手間などをかけることなく利用できます。
また、すでにXenAppやXenDesktopを社内で利用しているユーザーに対しては、クラウドへのライセンス変更を含めたを移行の支援策を提供するとのこと。
For customers who own existing XenApp or XenDesktop licenses, and want to move to the Citrix Cloud as-a-service, Citrix will be offering a comprehensive set of transition and trade-up offers that provide a smooth transition by enabling the simultaneous use and support of traditional Citrix offerings and new Citrix Cloud managed services.
XenAppやXenDesktopのライセンスを持つお客様でシトリックスのCloud as-a-serviceへ移行をご希望の場合、移行のための包括的な買い換えを提供させていただき、既存のシトリックス製品とクラウドのマネージドサービスを同時に利用可能にするなどにより、スムーズな移行を実現できるようにします。
XenDesktop EssentialsとXenApp EssentialsはいずれもAzureのマーケットプレイスを通じてこの第1四半期に提供される見通しです。
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